世界の街歩き

世界の街歩き vol.13 Barcelona

000バルセロナ(スペイン王国)
人口160万人・面積101k㎡・立憲君主制
バルセロナで連想するものと言えば、FCバルセロナ(通称バルサ)ではないでしょうか。1899年設立の伝統あるサッカークラブは、現在世界No1のクラブと言えます。常に攻撃的でスペクタルなフットボールを目指し、メッシ・ネイマール・スアレスの3トップは史上最強の攻撃陣と言われています。そしてこのバルサは、商業都市バルセロナの市民の誇りであり、カタルーニャ民族主義の象徴とも言われています。

ここカタルーニャ州はスペイン北東部の地中海に面し、古代から交通の要所として栄えました。スペインとは違う独自の歴史や伝統・文化・言語を持ち、カタルーニャ人としての民族意識が強く、独立運動も盛んです。どちらも話せませんが、バルセロナの公用語はスペイン語とカタルーニャ語で、後者はスペイン語よりフランス語やイタリア語に近いそうです。
近代のカタルーニャ人芸術家で有名なのが、ジョアン・ミロとパブロ・ピカソです。市内にはピカソ美術館やミロ美術館、カタルーニャ美術館、バルセロナ美術館など見どころ満載です。美術が好きな方にはたまらない街だと思います。時間の許す限り行ってみましたが、私でも知っている有名な作品も数多くありました。
建築専攻として外せないのは、何といってもガウディの作品群でしょう。サグラダ・ファミリア、カサ・ミラ、グエル公園、グエル邸等々、学生の時に憧れた建築に月日を費やしやっと出会えました。生物的で独創的なデザインは超個性的です。これまでもテレビや雑誌では何度も見ていましたが、スケール感や素材感は、実際に建物に触れなくては感じることが出来ない事を改めて実感しました。
またバルセロナは、都市再生の戦略でありオリンピックを契機とした都市計画である、バルセロナモデルが有名ですね。まちづくりに携わるひとりとして、次回訪問する際はしっかり勉強したいと思っています。建築、芸術、食べ物、気候、人々、サッカー等々本当に魅力溢れる街でした。私にとっては最も魅力的な街であり、必ず再訪したいと思っています。
001サグラダ・ファミリア
建築家アントニ・ガウディの未完の教会。ガウディ没後100年の2016年には完成予定!?
002生誕のファサード
サグラダ・ファミリア教会の中でも最も初期に建設されたもので、唯一ガウディの生前に完成したファサードです。
003ツーリストバスの2階からの街
観光都市に着いたらまずツーリストバスに乗りましょう。大体の都市の概要が掴めます。
004コロンブスの塔
ランブラス通りの終点にあります。約60mの頂上にいるコロンブスは、新大陸の方角を指しています。
005カサ・ミラ
地中海を見立てたとい言う波打つ様な外観のマンション。日本では見られない印象的な建物です。
006サンタ・マリア・ダル・マル教会①
13世紀~15世紀のバルセロナのシンボルだそうです。
007サンタ・マリア・ダル・マル教会②
カタルーニァ・ゴシックを代表する建物です。
008カサ・ミラの屋上の塔
どうしても人の顔に見えてしまう不思議な造形。
009グエル公園
バルセロナの街が一望できる公園。細かい装飾や色彩豊かなタイル等々…どれも本当に美しい!
010カタルーニャ音楽堂
モデルニスモ建築と呼ばれる新しい芸術様式。ガウディのライバルであるドメネクの最高傑作で、花の建築家と呼ばれていたそうです。
011中心部の通り
何処か忘れました。歩きやすく素敵な通りを朝から晩まで歩きました。少し怖い路地もありますが、時を忘れます。
012ヨットハーバー
高級なヨットがずらり。お洒落なウォーターフロントが広がります。
013バルセロナのビーチ
市内観光がメインでしたが、夏のバルセロナはビーチも良いですね。目の保養にもなります。
014サン・ジョセップ市場
最も有名で歴史がある市場でお食事。たくさんの生ハム達、種類が多くて迷います。
015パエリャ
スペイン料理の代表パエリャ。さすが本場、デカいです、旨いです、文句なし!!

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