明治大学都市ガバナンス研究所都政研究会にて､2020年東京オリンピック･パラリンピックの協議施設予定地を視察しました。英国でオリンピックの研究をされている、オックスフォードブルックス大学のジョン・ゴールド教授の来日にあわせての開催となりました。
視察メンバーは､明治大学公共政策大学院の青山教授・荒川教授、早坂都議・小山都議､土井さいたま市議､マスコミ関係者等約20名となり､東京都オリパラ準備局によりご案内頂きました。

視察日程は以下の通りです。
１．日本武道館（柔道）
２．皇居外苑（自転車ロード）
３．晴海埠頭（選手村）
４．有明アリーナ（バレーボール）
５．有明BMXコース（自転車）
６．夢の島公園（アーチェリー他）
７．若洲ヨット訓練所（セーリング）
８．海の森水上競技場（ボート他）
９．駒沢オリンピック公園
10.国立競技場。

新たに整備される選手村は､44haの敷地に17000名が収容できる施設が計画されています。都心からも近く､交通インフラが整備されれば､大会終了後も有効利用が期待されます。
また､有明アリーナ（バレーボール）､アクアティクスセンター（水泳）は新設ですが､有明BMXコースを始め､その他の多くの施設は仮設又は､既存改修が予定されいるそうです。

最後に､1964年東京オリンピックのレガシーである､駒沢オリンピック公園総合運動場と国立競技場を視察しました。駒沢オリンピック公園では､多くの方々がジョギングやキャッチボール､サッカーやバスケ､テニスなどで楽しんでいました。見ていてもほのぼのとする空間であり､オリンピック開催のひとつの成果だと感じました。国立競技場は､解体工事が始まっていました。当初の計画を大きく縮小しての整備となりそうです。サッカーの観戦に何百回と足を運び､歓喜し涙したスタジアムが無くなるのは寂しいですが､次世代へ新たなレガシーとなることを期待しています。